2011年10月8日土曜日

アラン・コーエン @岡山

昨日、アラン・コーエンの岡山講演会に参加しました。


100人くらい来ていましたが、
40代くらいの女性がとっても多かったです。


さらに、県外からも来ていて
関西はもちろん、神奈川、愛知、山梨、中には北海道って人もいて、
世界的に有名な人は違うなぁ。。。。と感心しきり。


スタイルとしてはちょっとワークをして、
そこで参加者にそのワークで感じたことを
発表してもらって、その話す内容について
深堀りしていくって感じでした。

アランとしては、そこで集まっている人それぞれに
意味があって、みんなで創り上げていこうっていう感じ。




印象に残ったのは3つです。


1.コインを使うワーク

 コインを渡されて、今何かどっちにしようか、
 どっちに進もうか悩んでいる二者択一のことを思い浮かべます。

 そして、表がでたら一者、裏が出たらもうひとつにします。

 これが大切なのですが(実際にやって頂きたい)、
 そこで出た答えは必ず実行すると決めます(決めないと意味がない。
 絶対に実行してください)

 そして、コイントス

 出た答えを見て5秒以内に感じたことを覚えておきます。

 そこで感じたことこそ、自分の心の声だそうです。

 これは納得でした。

 

2.検証すること

 アランが参加者に向かって、

 「この中で、3年前と比べて経済的に豊かになった人、
 ビジネスが上向いている人、収入がアップした人はいますか?」
 
 ときいた所、なんと会場内の7割以上の人が手を挙げていまいた。
 (僕はあげられなかった、、、、(笑))

 アランが言いたいことは、世の中では不況だ、不況だといっているが、
 「それは本当なのか?」と確かめましたか? 自分で検証してみましょう。
 
 「苦労しないとお金持ちになれない」というのは本当でしょうか?
 苦労しないでお金持ちになった人はまわりに本当にいませんか?


 勉強して一流大学に入学すれば将来は本当に約束されているのかな?

 業界の常識は本当に正しいのかな?

 タバコって本当に百害あって一利なしなのかな?

 イスラム教は本当に危険なんだろうか?
 
 中国人はみんな日本人が嫌いなのかな?

 などなど、、、検証してみたいなぁ。。 


 不況の中にも豊かになった人はいる。
 好況の中にも貧しくなった人はいる。



3 自分の豊かさチェック

 1.人生で大切だと思うことをリストアップ
    仕事 お金 家族 友人 趣味 食物 健康などなど

 2.丸い円を書きます。

 3.その中にリストアップしたものを自分の直感で
   大きさを決めて円グラフを作っていきます。

 4.結果を見ます。

     僕の場合家族が35% 本が15% 旅が10% 人間関係が10% 
     お金は5%もなかったです。


例:

 自分では大切の割合がとっても小さいお金に、自分の人生の時間の
 大変を左右されている現実にびっくりでした。

 それに僕はとっても豊かな生活を送っているんだなぁ。。と知ることができました。


 アランは昔、フィジーに数年、暮らしたそうです。
 とっても貧しい国だそうで、そこである家族に出会いました。
 両親と子供5人。 まともな家もない、服もろくにない、食物も恵まれていない、
 おもちゃはたったひとつ。プラスチックのボール。そのボール一個で毎日
 子供たちが心から楽しそうに遊んでいる。みんなとっても仲が良くて、楽しそう。

 彼らは、アランが今まで出会った中で一番幸せな人達だったそうです。

 その後、アメリカに帰ったら、数百個おもちゃをもっている子供が、
 もっとたくさんほしいと不満をもっているのを見たそうです。



 「貧困のメガネをかけて世の中を見ると、世界は貧困に見える。
  幸せのメガネをかけて世の中を見ると、世界は幸せに見える。」

 (これは飢餓に苦しんでいる国々のことがとっても心配だと
  訴えている参加者の質問に答えた内容でした)

 

最後に印象に残った言葉など:


「出る杭は世界を変える」


「何が自分に喜びを与えるかは、自分しか知らない」


「人の喜びを理解できなくても、尊重して、人の邪魔をしなければ、
 最高の喜びを得られる」


「自分の幸せのものさしは自分しか持っていない。」
 → 親や先生、マスコミが人の幸せを決められない。


「罪悪感は自然ではないので、取り払う。
 罪悪感とは他人をコントロールするもの。」


「リラックスと成功には関連性がある。
 リラックスは自分の中にある宝・叡智につながる。」


地震が来る前に起こる現象
 ・ペットが失踪する数が急に増える。

飛行機が墜落する前に起こる現象
 ・キャンセルが増える便


アランは「一瞬で人を変えよう」とはせず、
徐々によくなっていけばいいというスタイルなので、
とってもゆったりした豊かな時間を過ごすことが出来ました。


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