2011年9月30日金曜日

ある名門校の伝統行事

2011年01月26日(水) ライムスター・宇多丸 ペラ☆ペラ

東京の中高一貫の名門男子校の
とんでもない伝統行事のお話。
すっごい笑いました!!

僕は新設校に行った為、
こういった理不尽な伝統がなかったので
今考えたら羨ましいです。

そういった割り切れないことや
論理とかでは説明できない物の中に
面白いものってあるんだなぁ。。と思いました。

2011年9月29日木曜日

全国から人が集まる不思議な自動車教習所

何度かテレビなどにも取り上げられた
島根県にある益田ドライビングスクールの
会長の著書です。

岡山県民にとっても島根県は遠い場所と
いうイメージがあり、観光ならまだしも
車の免許をとるために全国から人が
集まるような場所とはちょっと想像も
できないです。

気になった言葉をご紹介:



「企業には、人を幸せにしつつ成長するものと、
 人を不幸せにしつつ膨張していくものとがあります。」
 (イエローハット 鍵山秀三郎氏)

儲かっている会社、話題になっている会社の
やり方を安易に真似して、どうもしっくりこなかったり、
その会社が斜陽になったりすることがあって、
何かおかしいなぁ。。。と思っていましたが、
この言葉を読んで、なるほどと合点が行きました。

成長と膨張を見極めたら分り易かったんですね。

安易にコストカットしたり、
下請け会社に無理強いしたり、
後味が悪かったりするのは、
そういうわけだったんだなぁ。。。

2011年9月26日月曜日

日本一小さな繁盛店 @致知

仙台の郊外・秋保という小さな町にある
超繁盛店の話。

大好きな雑誌『致知』(2011年1月号)に掲載されていました。

1日に2万個も売れてしまうお店「主婦の店さいち」。

佐藤啓二さんのお話。

元々は雑貨屋さん。
秋保温泉にあるので、観光客相手の商売をされていたのに、
ホテルや旅館内に売店が出来るようになって、売上が落ち、
なんとかしなくてはと思い、セミナーに参加して、そこで
出会った栃木のスーパーの経営者に助けてもらって、
いちからスーパーの経営のノウハウを教えてもらい、
スーパーとしてオープンしました。


工夫されたこと:

・お惣菜のリクエストがお客様からあったら、たとえ1個でも作る。

・タダで食べたものにクレームはつかないので、試食販売をしない。

・新聞チラシをうたない。安物競争をしなくても済む。
 チラシで来るお客さんは広告品目的なので、リピーターになりにくい。

・従業員には、「自分自身が幸せになることを考えてくれ」と言う。

などなど。


僕が一番、感心したのはこの言葉です。

「近隣に大手スーパーやコンビニが出来るたびに、
 うちの売り上げも一緒に伸びるんですよ。

 皆さんがおっしゃるには、せっかく近くに来たのだから
 ちょっと足を延ばして「さいち」にも寄っていこうと。

 人真似しないで、独自の土俵で勝負すると、
 他社さんとも共存共栄できます」

僕は過疎地に住んでいるので、
大きなスーパーやコンビニが出来る度に
破壊される地元の商店街やお店をたくさん
見てきました。

だから、そういった巨大勢力に対して、
今までは正直、為す術がないだろうと
思っていましたが、これを読むと、
大手ができないようなことで差別化を
計れば、共存共栄が出来るんだなぁ。。と
勉強になりました。


大好きなことを表明すると、、、、 @アメトーーク

『アメトーーク』という番組は、
芸能人が大好きなこと、熱中していること、
自慢できることなどについて、思いっきり
語りきります。


その中で、プロレス特集の回がありました。

僕は高校時代にプロレスに熱中していた時が
あって、とっても懐かしくて嬉しかったです。

僕が一番よく見ていた頃の映像がたくさん
流れたので、、、、

色んな芸能人がそれぞれ大好きなレスラーの
コスプレをしました。

猪木や馬場、長州力や藤波辰爾などなど、、、

その中で珍しい選手を好きな人がいました。
その選手とは、ジャンボ鶴田!!

日本人最強と言われた今は亡き名選手。

僕が3年くらいハマリまくっていた時でも、
本気を出したのを見たことがないほどでした。

強かったけど、真面目すぎて、強すぎて、
頭も良すぎるので、ちょっとレスラータイプでは
なかったから、今までジャンボ鶴田のファンに
会ったことがなかったです。


そのジャンボのコスプレをしたのが、
博多大吉さんでした。


彼の話していることは全部共感できて、
すごい親近感を持ちました。


ビジネス本とかで、
「名刺などに自分の趣味などを入れると良い」
と書かれていますが、これは本当だなぁ。。と
納得できました。


「つーるーた おっ」

2011年9月25日日曜日

泣き虫しょったんの奇跡


将棋好きな友達から勧められた本です。




サラリーマンがプロの将棋指しになった
実話です。

ファミレスで読み始めて、一気に読み終えました。

ただの将棋小説を大きく超えて、いつ映画化されても
おかしくないような深いドラマがたくさん溢れていて、
みんなにすすめたい本でした。

プロ棋士になるには、子供の頃から将棋の奨励会に
入って、そこで勝ち上がっていくしかプロになる道は
ないのに、ありえない奇跡が起きました。

どうやったらそういう奇跡が起こすことが出来るのか
その秘密が分かりました。

まずはたくさんの魅力あふれる人達の支えがあったこと。
主人公にそれだけの何か助けたいと思わせるような
ものがあったのでしょうねぇ。。

魅力がない人、本気じゃない人、人間性の悪い人
を助けたいとは思いませんから、、、
人は自分だけでは成功は
つかめないのだなぁ。。と改めて思いました。


主人公も若い頃は奨励会に入って研鑽を積んで
いました。年齢制限があったのですが、残り4年で
8回もチャンスがあったので、中学時代は日本一に
なったし、才能もあるしで、油断してしまって、
仲間と遊んだり、怠けたりして、いつの間にか
制限時間が過ぎてしまった。。。
最後の試合にも負けてしまった時に、、、、

主人公にとてつもない後悔が襲ってきました。

「なぜもっとがんばらなかったんだ。

 時間は、ありあまるほどあったのに。

 こんなことになるなら、もっとがんばればよかった。
 
 もっと詰将棋を解いて、もっと棋譜を並べて。。。」

という下りを読んで、今の自分のだらけた生活を
顧みて、ここでまた激しい後悔をしてしまいました、、、



ある重要な登場人物の言葉が、今の自分にひっかかりました。

『私はあなたたちに、人が悲しいときに寄り添ってあげる友達よりも、
 その人が喜んでいる時に、よかったねと一緒に喜んであげられる
 友達になってほしいな』

友達が成功すると、置いて行かれるような孤独感を感じてしまい、
心から喜べない自分がいたりして、この言葉は考えさせられました。




主人公のお父さんが息子たちに望んでいたことはひとつだけだった。

『自分の好きな道を行け!!』

すごいお父さんだなぁと思います。
今の仕事がちょっとうまくいっていたり、
忙しくなるとついつい、好きなことをおもいっきりしたいと
思っているのに、そこから逃げてしまって、
楽に稼げる方法などへ流れてしまっていて、
そういっているうちに時間が過ぎてしまう。。。。

好きなことにおもいっきり打ち込みたい!!



もうひとつ、印象に残った言葉は、

『プレッシャーがなくなったとたん、勝てるようになるんだよね。』




どなたか、映画化、もしくはドラマ化してください。
この作品はたくさんの人の心を揺さぶって、
実際に行動に移させる力を持っています。

また読みなおそう。


2011年9月21日水曜日

人力舎のコント番組

人力舎というお笑いプロダクションが
地方テレビで「バカヂカラ」と番組を
していたんですねぇ。。。

既に終わっていたいるそうですが、
今日気づきました、、、、

僕の好きな芸人さんは、何故か人力舎所属が
多いです。

東京03、ドランクドラゴン、おぎやはぎ
などなど。。。


大好きなコントをご紹介。


これが一番好きです!! 「白いねえ。。。」




ドランクドラゴンの塚地がいじめられていることに気づいていないコント。



こんな先輩がいたら、面白い!!








中国共産党の勝利 @池上彰の現代史講義

第二次大戦後、中国の共産党は国民党に勝ちました。

それは大衆が支持したという事実もありますが、
他の見方もありました。

・日本との戦争では、共産党と国民党は手を組みますが、
 戦争の時、実際に日本と正面から戦ったのは国民党で、
 なるべく戦闘を避けて、力を温存していたのは共産党。
 (日本と真正面で戦った兵士は叱られたそうです)

・日本が戦争に負けて、ソ連が日本軍の武器を取り上げて、
 それを共産党に渡していたので、武器が豊富にあったこと。


池上さんは、共産党が国民から支持されたから勝ったと
いうのも事実だが、日本とは戦わずに戦力を温存して、
ソ連からは豊富な武器を持たされていたのも事実。

ひとつのことが原因で物事が起きるのではなく、
様々なことが複合的に起こったことによって
出来事が起きる。世の中はそんなに単純な
話ではないと教えていました。


歴史は色んな方向から見ないと、
ついつい勝った方=正義 負けた方=悪
と、分り易いように色分けしてしまうので、
これは気をつけたいなぁと思いました。

台湾流の見方 ~ @池上彰の現代史講義

日本が台湾を支配したとき、
反発する住民を1万人を殺したそうです。

でも、台湾の高校の教科書には、

「日本が台湾を支配したことによって、
台湾は自分たちの国ではなくなってしまった。

日本の一部になってしまったという反発が
ある一方で、日本が台湾を支配したことによって、
台湾の生活が劇的に改善された。非常に良くなった」

ということを書かれているそうです。

日本が支配したことのプラスとマイナスを
極めて客観的に書かれています。

日本が道路や鉄道、港を整備することによって、
その後の産業基盤が作られた。

衛生面・医療面での住民の生活向上されたことによって
死亡率が急激に低下した。

日本語を学ぶことによって高等教育を受けることができ、
世界の動きを知ることができた。

鉄道は時間通りに走らなければならないことを知った。

外から帰ると手を洗わなければならないことも知った。

道では痰をはいてはいけない。

などということが教科書に書かれているそうです。







日本ではとにかく、良いか悪いか?
正義か悪者か? などと全てが
単純化されすぎていて、大切なことが
見えにくくなっているように思えます。

全てが感情に流されていて、
なんでもかんでも弱者の気持ちが優先されて
いるので、冷静に物事を見たり、考えたり、
論議することが難しくなっているように思えます。

台湾の歴史の見方、物の考え方に
学ぶことが多いなぁ。。と感心しました。




2011年9月20日火曜日

『叱る、だけど怒らない』永六輔 より

永六輔さんの著書には、有名人はもとより
無名人のちょっとした名言や、今まで知らなかった
ドラマのある話などが散りばめられていて
大好きです。

『叱る、だけど怒らない』よりピックアップ


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季節の区切りを「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
あれは別の説明として、

「生きているから暑いだの寒いだのと言っていられるのだ。

暑さを感じるのは、あの世へ行くまでのことに過ぎない」

という考え方からきています。


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中国料理の現状を考えさせる
『味』というドキュメンタリー映画が
ありました。

戦前から中国の山東省で過ごし、
料理人として働いていた日本人夫妻がいます。

いまは東京へもどって山東省の
伝統料理の店をやっていますが、
その伝統料理の伝承が問題。

文化大革命のせいで中国には
その伝統の技が残っていなくて、
地元の山東省から招かれて
毎年、教えに中国へ渡っている。


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東京の神宮外苑にある
絵画館前の銀杏並木。

秋になると、東京でも
数少ない美しい眺めになります。

この並木道にはちょっとした
遠近法の仕掛けがあるのだ、と
教えてもらいました。ぜひ
見に行ってください。


それは銀杏の樹齢に関係があります。
入り口から絵画館前に向かって、
おとなの木から若い木へと、
だんだんと樹齢の若い木を
植えてあります。

こうすることによって、並木が
遠く長く延びているように見える。

中心点に見える絵画館の建物が、
遠近法によって大きく堂々と見える。

オペラの舞台装置では使いますが、
これを実現した人には感謝!!


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「古い、新しいで、分けないでほしい。
 好きか嫌いかで分けてほしい」
と言ったのはさだまさし。
歌のことについてでした。



2011年9月18日日曜日

山口智子さん対談

いろいろな女優さんがいますが、
こんなに知性を感じさせる方は
初めてでした。

ジブリの鈴木プロデューサーとの
対談番組を聞きました。

山口さんは職人が大好きで
自らそういった職人さんに会いに
行って話しを聞いたりしているそうです。

二人の会話で印象深かったのは、
芸術家は「自分は芸術家です」と名乗れば
その瞬間になれるけど、職人は絶対に
なれないという話。

それから、テレビ番組で解説がやたらと
多すぎるということ。
それを見たり、聞いたりして、どう感じて
何を考えるかはその人それぞれなのに、
全部解説してしまう。。。。

個人的にやめてほしいなぁと思うのは、
アイススケートの解説。
今から何をするか、すべて事前に話してしまう。。。
「ここでトリプルアクセル」とか。。。
関係ないけど、やめてほしいなぁ。。。面白くないから。。
丁寧な気持ちはよくわかるけどね。


その1
http://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php?itemid=43626


その2
http://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php?itemid=43891


ポットキャストで聞いてみてください。

おもわず、「王様のレストラン」を見返してしまいました。

漫画「万祝」 より パート2

この『万祝』という漫画は名言だらけです。。。

生きることについてこんなに考えさせられる
漫画は初めてです!!



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愛すべき孫娘 鮒子へ

もうわかったと
思うが
ワシがお前に
残した地図は


決して
目の眩むような財宝や
富を約束する
チケットではない


自分の存在や
意味を考えてしまう
だろうその歳に

ワシは お前に
旅立ってほしかったのだ


もちろん お前次第で
世界はいろいろ語りかけて
くることもあれば
何も語らないことも
あるじゃろう


世界は
お前に何かを
語ってくれたの
だろうかの・・・・・


「夏休み」・・・


「宝探し」・・・


人はそういう
幻みたいな時間を
持ったほうがいい・・・・


意味や結果だけを
求める行為というのは
不毛じゃよ


途方もない
バカな時間・・・


本当はそういう
幻のような時間が
人としての豊かさの
源泉に繋がっとる
・・・・・


すぐには手に届かない
モノを想い
追い求める気持ち


そして・・・
それを「よし」と
する気持ち


そんな・・・
おおらかさが
・・・・


人の気持ちは
何モノかに
支配されるほど
ちっぽけなハズがない


しかし人は毎日
自分の境遇をグチッたり
他人と比べ
羨んだり妬んだり
ただ日常を
たゆたうように生きとる


そんな人生を
死ぬまで続ける
としたら
それは不幸であるに
違いない


人を自分を
大切にして生きている
大人が 今まわりに
どれだけいることだろうかの


狭い気持ちで
生きてはいかんのだ


万祝=祝福とは
そもそも おおらかな
ものではないのかのう


人は日々の生活に流され
冒険心を忘れがちじゃ

だが人は生まれて死ぬ定めじゃから
生きている間は
楽しむべきじゃよ
自分を自由に解き放つがいい


恐れずに好奇心に
身を委ねるべきだ
今この瞬間に全力を尽くし
真剣に大切に生きるんじゃよ


年端もいかない
お前が繊細すぎ
優しすぎるからと・・・
強くなってね
っとの・・・・


お前はどこかで
聞いて知った
環境問題や紛争
動物実験などに悩み
円形脱毛に胃潰瘍
結石まで併発
してたからのう


過去を悔いたって
先を憂えたって なんにもならん
人生は波のように
上がったり下がったりするもの
舵を握るのは己なんじゃ


だからこそ
人間の生きている時間の瞬間
一つ一つが宝物なのだ

決して刹那なのではない
今この瞬間を努力する
積み重ねが
人生なんじゃよ


どうか思う存分
人生を楽しんで
もらいたい

願わくは家に帰っても
幻のような時間に
得たものの温度を
保ったままでいてほしい


そういうものは
往々にして
移ろいやすい
ものだからの

それが年老いた
ワシの最後の
切なる願いじゃよ


人生は楽しいものだよ



―――――――――――――――――――




さいきん、仕事が徐々にうまく
いきはじめて、その仕事をどううまく
いくか、儲かるにはどうすればいいかなど、
目先のことや、まわりの価値観に振り回されて
いたなぁ。。。。と、この言葉を読んで改めて思いました。

僕は本当は何をしたいのだろう。。。。

大して興味もないことなのに
儲かるからといって、軽々しく手を出して
大切な時間と頭を使ってもいいのかな。。。

その儲かることが僕のしたいことへ繋がっているのなら
OKだし、そういったことを深く考えてもいなかった。。。

人生を思いっきり楽しみたい!!

「万祝」は本当にすばらしい漫画です!!





おまけの名言



こんな美しい光景が
見られるなら
死んでもいい
ってか?

いや

こんな美しい海と空を
見て思うことは
今日は死ぬにはいい日
ではなく・・・・


こんな美しいものを
見られるところが
まだ先にあるなら
むしろ日々を大切に
生きてえと 今
やっとオレは・・・・



漫画「万祝」

現代に海賊船、それに宝島が!!

伝説的な漁師のおじいさんを持つ
女子高生が、もんもんとした日常から
あることがきっかけに海賊や宝島の
世界に飛び込んでいくお話!!
(多分、3巻までしか読んでいないので、、、)

それが『万祝』(まいわい)という漫画です。

3巻におじいさんからお孫さんへの
手紙の内容が心揺さぶられるほど
すばらしい文章だったので、紹介します。


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16歳になった愛する孫娘 鮒子へ


もしワシが港町で幼少時代を過ごさなかったら


また・・・青年になって漁師になって
漁師にならなかったら
ワシの人生はまったく別ものに
なったかもしれん


どんな人生が
より幸福だったのかと
ワシの歳になってから
運命の検証などしても
意味などないのだろうがの


だが ワシは
これだけはわかる

おそらく 今のお前の年頃に
海に出ていなければ

大人になる前の・・・・・
あの年齢の
あの時代の

まるで
神でも宿ったような
めくるめく日々には
遭遇出来なかったに
違いない


・・・・・鮒子よ

ワシが今 憂うのは お前が
そんな日々を経験せずに育ち
ただ尻や胸が大きくなり
赤飯を食べ
眉毛の形やスカートの丈に
一喜一憂し

空虚さを飾りて
隠した不幸な異性を
見抜けないまま・・・

また・・世の中の壮大なまでの
美しさや醜さに気づかぬまま

ただ成長の
必然的な結果として
大人になってしまうことじゃ


お前の年頃には
漁師だった
ワシは


漁師の習わしに
のっとった儀式を
行うことで 周りに
大人として
海の男として
認めてもらった



十六歳になった
・・・未熟で・・・
かわいい孫娘よ


できれば この手紙と
一緒に残した地図を手に
船出してほしい


おそらくお前は
このまま時を過ごしても
不自由なく
人生を送れるだろう
(特に女の子だから)
それはそれで 多分
幸せなことなのだ


しかしワシは お前にも
荘厳な洗礼を受けたと
思えるような経験を
神が宿ったような日々だと
実感できる時間を
通貨してほしいんじゃ


それはいろんなことに向かい
苦しくなったり
寂しくなったり 泣いたり
時には闘わなければならない
ことに遭遇するかもしれん


しかし
そのことによって
お前を取り巻く
この世界を芸術的に
見ることができたり


人・・・・いや すべての生き物の営みに
敬意をはらうことができたり
本物の懸想の気持ちとは
どういうものかを
知ることができるはずじゃ


お前に
めくるめくような・・・
取りも直さず・・黄金に
輝く日々を――――――




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何か今すぐ行動に出たくなる
ようなすごい文章だなぁ。。。。と
思います!!


これからの展開が楽しみです。


船に乗ったら酔うし、
沈没が怖かったけど、
この漫画にはいかに
海には知られていない
地球の神秘が溢れて
いるか、

生き物だったり、
沈没船だったり、


すっごい興味が沸いてきました!!


漫画ってすごいなぁ。。。

2011年9月15日木曜日

映画『マルタのやさしい刺繍』

ツタヤで見つけたスイス映画『マルタのやさしい刺繍

スイスの山の中の小さな、小さな村で、
旦那に先立たれ、生きる希望を亡くしていた白髪のおばあさんが、
昔から夢だったランジェリーショップを開く物語。

地元の人は勿論、仲の良い友だち、息子から
大反対されたり、妨害をされたり、散々な目に
遭いながらも、目を輝かして、生き生きとしていく
姿に、応援していました。

いくつになっても、大好きなことをすることっって
いいですよねぇ。。。


スイスも日本も同じような問題を抱えているんだなぁ。。と
びっくりしました。

かなりなお薦め映画です!!


2011年9月14日水曜日

中国とロシアから大富豪が脱出!!

経済発展著しい中国にたくさんの
日本人が富を求めて向かっていますが、
その富を持っている中国人の富豪は
次々と海外脱出しているとか、、、


理由は、

1、自分の財産を守りたい
   共産国では、政治的理由で有無を言わさず、
   財産が没収されるおそれがあります。


2、発言と行動の自由が欲しい
   お金持ちになって一番嬉しいのは、
   色んな自由が手に入ることだと本で
   書かれていました。


3、二人目の子供が欲しい
   せっかく築いた財産も相続人がいなければ
   わびしいです。

他にも理由がありますが、こちらを参照してください。

【RPE】★なぜ大富豪は中国から逃げるの?

2011年9月13日火曜日

ギリシャのFMで

いつも聞いているギリシャのFMで
かかりまくっている曲で、
すっごい気に入っているのでご紹介します。

日本でも売れているのかな?
僕は流行りにうといので、、、、


2011年9月11日日曜日

雑誌クーリエより:

近未来社会

朝起きて、歯磨きをすると、歯磨き粉メーカーより10ポイント、
牛乳を飲むと牛乳会社から5ポイント
通勤にバスを使うと、政府からエコポイントゲット、
会社から歩いて取引先まで行くと、保険会社からこれまたポイント、、、、

朝起きて、寝るまでの間、生活全てがポイント制になるだろうと、
予想されているそうな。。。。


既にそうなりつつあるようだけど、
なんとも気持ちが悪いですね。。。。

選択肢が多すぎると、、、

クーリエ10月号より

なんでも選択肢が多ければいいと
いうものでもないみたいです。

スーパーのジャムの試食コーナーを
2パターン用意。

1.24種類のジャム
2.6種類のジャム

数時間ごとに入れ替えて実験。

まず、より多くのお客様をひきつけたのは
24種類のジャム。60%が立ち寄りました。
6種類は40%。

しかし、実際に購入したのは、
24種類がわずか3%で
6種類は30%!!

選択肢が多ければいいというものでも
ないみたいです。


でも、うまい棒はたくさん種類があったほうが
楽しいなぁ。。。商品によるのかな?


ps 前から気になっていた雑誌クーリエを購入しました。
   世界中のニュースや情報が満載で、かなり面白いです。

茂木健一郎さんの講演会より

井原市(岡山県)にて、茂木健一郎さんの
講演会がありました。

科学者なのに最初から最後まで爆笑の連続。
なんでかなと思ったら、それには訳がありました。


僕は格好ええ人、学歴が高い人、収入の多い人
なんかが羨ましくて、比べると自分が惨めに思って
いました。40に近くなると、気にならなくなった
というか、諦めたというか、、、


僕の場合は容姿(特に色が黒いこと)がずっと
コンプレックスで、白い人が羨ましかった。


でも、美人でも、東大卒でも、名門の生れでも
それ相応の悩みがあって、美人の場合は年をとると
相手にされなくなっていくこと、学歴の高い人は、
その学歴にみあった活躍ができていない自分に、
名門の生れとは歌舞伎役者のように、何をしても
親の七光りと言われること。

白洲信哉さんは白洲次郎、白洲正子、小林秀雄の
孫で有名ですが、「職業が孫」(茂木さん談)という皮肉に
やっぱり悩んできたそうです。

だから、自分にないものを求めて、羨ましがったり
ほしがったりしても、それを既に持っている人は
そのことで悩んでいたりするという矛盾があったりします。

それだったら、自分の悩みやコンプレックスを隠して
くよくよするよりも、それを笑いに変えると最高の
人間関係を築けるそうです。

自分をさらけだす人って安心感や親近感が湧いて
確かに好感度がアップしますよね。

お笑いの人はまさに自虐ネタの嵐なので、
だからモテるとか。


茂木さんは自分が天然パーマ、太っていること、
女性ウケしないことなどをどんどんさらけ出して、
バンバン笑いをとっていました。

色んな人の講演会を聞きに行きましたが、
芸人顔負けくらいに会場を沸かせていました。


私も自分が恥ずかしいと思っていることを
無理に隠さず、情けない自分をさらけ出してみようかな。。。。


遠く井原市まで行った甲斐がありました。
茂木さん、井原市役所の方々、有難う御座いました。

はじめに

はじめまして、糸トンボブログを書き始める
主催者のDFと申します。

気分次第でブログタイトルや名前は変更になるかも
しれませんが、どうか宜しくお願いします。

昔から、本・講演会・セミナー・旅なんかが
大好きで、その時々で素晴らしい言葉や
面白いエピソード、ちょっと役立ちそうな
情報を何かで発表できたらと思い、
このブログを立ち上げました。

「なんか面白いな」と
思って頂けたら成功です。


それではまた