行ってきました。
来年のメジャー挑戦に向けて調整中だそうです。
左のワンポイント狙いだとか。
あのカーブを是非、本場で使ってほしいなぁ。。。
工藤投手は「自分には才能がないから成功した」と
話していました。
身長も普通、腕の長さも普通、スピードも普通、
名電を卒業して、プロに入ると、自分より上手い
選手はゴロゴロしている。
しかも当時は郭泰源や渡辺久信という才能の
塊のような名投手までいて、普通にしていたら
どうにもならないと思い、野球のためになるものなら
なんでも吸収したそうです。
余談ですが、昔スポーツニュースで工藤選手が、
大学の研究室に行って、自分の投球フォームを
チェックしたり、実験に協力したのを見た覚えが
あります。
郭泰源や渡辺久信が
練習していない時に練習して、
マッサージをしていない時にマッサージをして、
寝ている時に、起きて練習したそうです。
とっくの昔にライバルだった2選手は
引退しているのに、47歳まで現役を
続けることが出来た。
才能がないと思ったからこそ
誰よりも頭を使って、努力した
結果が出たんですね。
まさに逆境を逆手に取った工藤選手はすごい!!
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西武の黄金時代、優勝して打ち上げの飲み会を
選手全員でした際、30分もたつとそれぞれ
グループに別れて、飲みに行ったそうです。
試合中は選手同士でよく話をしたそうですが、
プライベートではあまり仲は良くなかったそうな。。。
僕はこれこそプロだと思いました。
仕事では最高のパフォーマンスをみせて、
あとはバラバラ。格好ええなぁ。。。
プロ野球は仲良しクラブじゃなくて、戦う集団だからねぇ。
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100人の選手がいたら、100通りのトレーニング方法があるので、
チームは選手それぞれのカルテを作って、均一の調整方法を
するのではなく、選手一人一人にあった調整方法を作るべきだと
おっしゃっていました。
驚いたのですが、ピッチャーのアイシング(投球後、冷やすこと)
が効果的な選手もいるが、逆に温めると良い選手もいるので、
一律な方法は誤っていると言っていました。
この考え方は新鮮でした。
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工藤選手は、監督になるのではなく、小学校・中学校の
子供たちに、はやいうちに体が壊れないようなしっかりとした
考え方やトレーニング方法を教えたいとおっしゃっていました。
自分がケガで苦労した上、誤った指導方法に泣かされた経験が
あるので、そういったことを防ぎたいと思っているそうです。
大好きな桑田真澄や村田兆治など、大怪我をして苦労された
人って、子供への指導に力がすごい入っているなぁ。。と
感心しました。
これも逆境を逆手にとっていますよね。
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