BSの池上彰の現代史講義は、
本当に分り易くて面白いです。
北朝鮮が崩壊するとよく本とか雑誌で出ていますが、
この番組を見て、現代史を知るに連れ、そんなことは
起きないだろうなぁ。。と思いました。
ロシアという国は、第二次世界大戦の時に
ドイツから攻撃されたという苦い経験があるので、
大国との間に緩衝地帯になるような小さな国を
支配して、自分たちの言いなりになる傀儡政権を
立ち上げて防御する政策をとっていました。
東ドイツやルーマニア、ポーランドといった
東欧諸国です。
もちろん、北朝鮮もソ連の言いなりになる
傀儡政権を置きました。そうすれば
韓国から攻撃されても、北朝鮮で防ぐことが出来る。
中国は朝鮮戦争の時に軍隊を差し向けて、
多大な犠牲をだしているので、ここで北朝鮮が
崩壊したら何のための犠牲だったのか分からない。
もちろん、緩衝地帯としても使える。
このことでどんなことがあっても、ロシアと中国が
守り切ると分かりました。
あれだけ貧乏で、無茶苦茶なことをしている
国が生きながられるのは理由があったんですね。
ロシアと中国に何か起こらない限り、
北朝鮮は安泰なんだろうなぁ。。。
今までは安易に雑誌や本を読んで、
近いうちに崩壊するって思っていたけど
そんなもんじゃないんですねぇ。。。
池上さんのおっしゃるように歴史(現代史)を
知ると、いろんなことが見えてくるもんだなぁ。。と
感心しきりでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿