井原市(岡山県)にて、茂木健一郎さんの
講演会がありました。
科学者なのに最初から最後まで爆笑の連続。
なんでかなと思ったら、それには訳がありました。
僕は格好ええ人、学歴が高い人、収入の多い人
なんかが羨ましくて、比べると自分が惨めに思って
いました。40に近くなると、気にならなくなった
というか、諦めたというか、、、
僕の場合は容姿(特に色が黒いこと)がずっと
コンプレックスで、白い人が羨ましかった。
でも、美人でも、東大卒でも、名門の生れでも
それ相応の悩みがあって、美人の場合は年をとると
相手にされなくなっていくこと、学歴の高い人は、
その学歴にみあった活躍ができていない自分に、
名門の生れとは歌舞伎役者のように、何をしても
親の七光りと言われること。
白洲信哉さんは白洲次郎、白洲正子、小林秀雄の
孫で有名ですが、「職業が孫」(茂木さん談)という皮肉に
やっぱり悩んできたそうです。
だから、自分にないものを求めて、羨ましがったり
ほしがったりしても、それを既に持っている人は
そのことで悩んでいたりするという矛盾があったりします。
それだったら、自分の悩みやコンプレックスを隠して
くよくよするよりも、それを笑いに変えると最高の
人間関係を築けるそうです。
自分をさらけだす人って安心感や親近感が湧いて
確かに好感度がアップしますよね。
お笑いの人はまさに自虐ネタの嵐なので、
だからモテるとか。
茂木さんは自分が天然パーマ、太っていること、
女性ウケしないことなどをどんどんさらけ出して、
バンバン笑いをとっていました。
色んな人の講演会を聞きに行きましたが、
芸人顔負けくらいに会場を沸かせていました。
私も自分が恥ずかしいと思っていることを
無理に隠さず、情けない自分をさらけ出してみようかな。。。。
遠く井原市まで行った甲斐がありました。
茂木さん、井原市役所の方々、有難う御座いました。
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