2011年11月2日水曜日

夕学五十講: 加藤嘉一氏 1

夕学五十講に通って5年くらいには
なると思うのですが、20分も時間オーバー
した人は始めてでした。

さらに、
「中国だったらこのまま夜中3時までやりますよ。
 規格じゃなく、気合です。」

という言葉に象徴されているような、
アッツアツの情熱の塊のような方でした。


いつの間にやら、時間がきたら終わらなくてはいけない。
決まりは守らなくてはならない。
その範囲から抜けてはいけない。
などと、動物園の象の鎖状態になっていたなぁ。。。と
思いました。


例えば、加藤さんは
「なんで円高なのに、若者は留学しないのか?」
と疑問を投げかけていました。


ニュースによる、「円高なので輸出が減る」という
ネガティブな発想にとらわれて、良い面を観ることを
忘れていました。


海外旅行するには最高のチャンスなのに、
そういった発想もしていなかった、、、、


中国人の素晴らしい所は、庶民がまるでジャーナリストの
ように情報の裏をとることだと言っていました。


一党独裁国家なので、党にとって都合の良いことばかり
流れているから、本当かどうかを自分で裏をとるという
くせがついているそうです。


「円高=悪い」というイメージを与えられたら
そうなのかと納得して、そこから一歩踏み出してみる
こともしていなかった。


昨日書いたマイケル・ジャクソンに対しての
根拠のないイメージをそのまま信じてしまう。。。。


案外、情報統制された国より、自由な情報が得られる
国のほうが、洗脳し易い部分もあるのかな。


今回、加藤さんのお話を聴いて、一番感じたことは
僕が情熱を持って生きてはいなかったなぁ。。ということです。


そこそこの仕事をして、そこそこの暮らしをして、
それなりに楽しいことをして、平凡を納得させていました。


ああいう触るとやけどしそうなくらい熱い人に
接すると、いい意味で影響を受けます。
(僕は冷めるのも早いけど(笑))


兎にも角にも、何かしようと思いました。


素晴らしい講演会を有難う御座いました。

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