2013年4月3日水曜日

ユダヤのキブツって

ユダヤ人と話していて、
会話によく出るのは「キブツ」という言葉。

なんだろう?と聞いてみると、
1940年代頃から始まった
左翼家が始めた共同生活らしいです。


色んな家族が集まって、
働いたお金をプールして、
必要に応じて与えるシステムだそうです。


昔は食事も一緒に大人数でしていて、
子供はみんな同じ部屋で一緒に寝ます。


服が欲しいというと与えられたり、
車は共有、旅行に行きたいからと許可を受けたら
お金が支給されます。


希望に燃えていた第一世代を過ぎて、
その下の第二世代になると、
一生懸命頑張って働いて収入のある人も、
さぼっている人も同じ条件だと不安が上がってきたり、
大人になった子供が外の世界に触れると、
「なんか違うんじゃないか」と思って離れて行ったり、
理想通りには進まないケースが多いそうです。


最近、日本ではシェアハウスが浸透しつつあって、
共同生活を楽しんでいる人がいるみたいですが、
自分で働いて稼いだお金は自分のもので、
いくらかずつをプールして、管理費にあてたり、
車を購入したりとか、上手に取り入れるといいですね。

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