2011年12月17日土曜日

家賃収入1億円

知人で家賃収入が1億円という
不動産会社の会長さんがおられます。
現在80才を過ぎています。


この方は、50才を過ぎて大手企業から
独立して、不動産会社を興し、
現在は息子さんに譲られて悠々自適な
暮らしをされています。


世の中にお金持ちはたくさんいるけど、
この方は、家族も円満、友人関係も素晴らしく、
趣味にも力を入れていて、いつも朗らかに
笑って、決して偉ぶらず、心の優しい方で、
しかも健康そのもの!!


こんなにバランス良く揃っている人は滅多と
いないので、尊敬していますし、目指しています。


先週、この方の会社にフラっと立ち寄ったら
おられて、色々とお話を聞きました。


とっても気さくな方なので、社交辞令として

「会社はどうですか?」

と聞くと、

「うちには汲めども尽きぬ井戸があるから、
 大丈夫だ」

と言われました。

マンションやアパート、それに駐車場の家賃収入が
年間1億円あるので、景気にはほとんど左右されないと
おっしゃっていました。


会社が最低限やっていけるくらいの固定収入を
確保しているので、残りは営業活動をして稼いでいるそうです。


30年かけてコツコツとここまでやってこられました。


不動産会社は売れれば儲けが大きくて、
ついつい気が大きくなって、遊びに使ったり、
大きな儲け話にのっかったりして、それで
倒産してしまうという他社のパターンをたくさんみたのと、
どんなにその月に売って稼いでも、翌月からは
またゼロからのスタートなので、どうにかして
固定収入を得て、経営を安定させたいと強く思っていたそうです。



どうすれば会長みたいになれますか?と
聞くと、


「それは雪ダルマを作るのと同じで、
 最初は雪の小さな玉を作って、コロコロと
 転がしても、なかなか雪がつかなかったり
 回らなかったりする。

 でも、ちょっとずつ、ちょっとずつ雪が
 ついていって、徐々に徐々に大きくなって、
 ある程度の大きさまでいったら、あとは
 どんどん大きくなっていく。

 あれと同じだから、最初は辛抱して、小さくて
 いいから少しずつ雪を付けていけばいいよ」


と教えてくれました。


1億円は遠い道ですが、

「まだまだ若いんだから、出来る。
 わしなんか50才から始めたんだから」

とおっしゃっていたので、コツコツと
やっていこうと思っています。

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