2012年12月31日月曜日

モーガン・スパーロックの30デイズ

モーガン・スパーロックの30デイズをTSUTAYAで借りて見ました。

異なったというより対立する人が、一方の立場の人の所で30日過ごすというアメリカのテレビ番組です。


例えば、メキシコからの不法移民を勝手に監視する自警団の人を
ロサンゼルスのメキシコの不法移民家族の家に滞在させたり、
IT企業がインドへ仕事を外注したために職を失くした人がインドのIT企業で働く人の家庭に滞在、
中絶賛成の女性を、中絶反対の施設に滞在するとか。

アメリカの抱える問題を変わった方法で捉えていることが面白かったです。

普通はお互いを議論させて、むちゃくちゃになって終わることが多いけど、
この番組が面白いのは、それぞれの相手を人間としておかしいんじゃないかと
思い込んでいる点に着目していることです。

例えば、メキシコからの不法移民を「国を乗っ取ろうとしている」
メキシコ人は自警団の人を「怖い人」だと思い込んでいるけど、
実際に長期間接してみると、みんな普通というか、家庭を大切にして、
真面目に働いて、余暇を楽しんで、自分たちと何ら変わらない普通の人間なんだって
ことに気づいて、相手の考え方・立場を受け入れていっていること。


今年、フランスに行った時に、ヨーロッパの人とたくさん話す機会があって、
不思議に思ったことを質問してみました。

ヨーロッパは昔国同士で戦争ばっかりして、憎しみ合っていたけど、
今はとっても良い関係を築いているけど、何でですか?

と聞いた所、経済的に結びつきが増えて、行き来することが増え、
お互いを分かり合える機会が増えたそうです。


今、日本と中国が仲が悪くなっていますが、
僕の個人的に中国はえげつないことをするなぁ。。。と憤りを覚えることは多々あるけど、
仕事柄中国人に接する機会があるのですが、親切で良い人が多くていい関係を築いています。


政治的・宗教的な考えは違っても、人間としては同じような価値観を持っているのだと
気づくことって大切だなぁ。。。とこのDVDを見て改めて思いました。


中国で生まれて育ったら、「日本人は再び中国を攻めようとしている」と
思い込む人も多いと思うけど、実際に日本に来て、日本に接すると
そんなことはないことがよく分かると思います。


異なる意見を持っている人が議論の場ではなく、生活の場で交流が増えると
もしかして、世の中は良い方向にちょっとは進むかもしれませんねぇ。。。



http://www.discas.net/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0087611038

2012年12月18日火曜日

世襲議員反対!!

今日、なにげにテレビを見ていたら、
世襲議員を反対するというニュース番組をお昼にしていました。

司会者の方が、
「自民党は世襲議員が3割、どう思いますか?」

とゲストの方に聞いたら、
「多いですねぇ。。」

と答えていました。

不思議に思うのは、世襲は絶対悪だという前提に立っていたこと。

そして、3割が多いという根拠が全くなく、全てフィーリングで答えていたこと。

日本ではよく有りがちな光景なので、そんなもんだろうと不思議に思うほうがおかしいのかもしれません。

でも、こういう根拠を示さずに、フィーリングで意見を言うのは国内ならまだしも、
海外では絶対に通用しないだろうなぁ。。と思います。

だから外交でおされるんでしょうねぇ。。。



2012年12月14日金曜日

本田晃一さんの教え ~マネー編~

貯金が必要だなと思うと、貯金が出来ますよ。お金って面白いのは使う目的が出来るとその金額ができるので、使う目的がないとお金が大好きっていう人以外はお金にならないので。

 
 
究極のモチベーションってモチベーションを全く意識していない時なので、モチベーションをあげよう、あげようとか、モチベーションを探しに行こうとすると苦しくて空回りするだけなので。

 
 
マーケティングってスパイスなんですよ、ご飯にかけるふりかけみたいなもので、メインディッシュじゃないんですよね。メインの白いご飯はその人の深みだったりとか、考え方や物の見方だったりするんですよ。そこにマーケティングっていうスパイスをかけて、より広がるようにしているだけなんで。その深みを自分の中で分かったら、その深みをどういう風に表現していったらいいのかなという視点でやっていけばいいわけなんで、もっともっと深い部分からメッセージを配信していくようにしたらいいんじゃないですかね。

 
 
ただマーケティングで私は呼んでいるんじゃなくて、私のあり方に共感した人が来ているんだとなると変わってくるので。確かにマーケティングのことを色々と書いているけど、単なる表面上のことなんで。私はこれくらい魂の深い部分でつながっているんだ、その神聖な気持ちを邪魔をしないまま思いつくように文章を書いて、で、書き上がるじゃないですか。それは神聖で素晴らしいのだけど、ぶっちゃけ初めての人には意味分からない事があるわけですよ。深すぎちゃって。そういった時に階段を作ってあげたり、見せ方っていうので、マーケティングで翻訳してくれるのはOKなんです。なんだけど、ある一定のレベルに行った時マーケティングって必要なくなるんですよ。本当にいいものって口コミだけでいけるので。

 
 
メンターには、「私、どうやったらあなたみたいに活躍できるの?」って聞けばいい。

 
 
久しぶりに晃ちゃんの教えをシェアしますね。
火曜日がコンサルの最終日でした。
少人数で、心の深い部分までシェアするので、
メンバーはまるで家族のような繋がりを築けました。
生涯付き合っていけるなぁ。。。
晃ちゃんのお陰です。有難う御座いました。


それではどうぞ。

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セールスを一切してないじゃない、ガールズトークみたいじゃない、興味がちょっとでもあったら行ってみようかなって思うじゃない。そういうのをやってもらいたい。

 
 
深めて知って、探求して、魂に正直に生きて、で自分が発見したものを本当に幸せな気持ちで語ったものを、行くっていう人がいると思う。

 
 
もちろん数字を出したり、こうやって集まれっていってマーケティングだけで集める方法もあるんですけど、それだとやっぱり二流で、自分が本当に感じているものを正直に語って、バーっと集まるのが一流で、だけど普通はなかなか一流に行けないから、三流・二流をちょっとずつ経験して、一流にフィールドにいくんですよ。セルフイメージがあがってくるから。

 
 
そうすると同じくらい探求した人ともっともっと仲良くなるので。深くいけばいくほど集合無意識にアクセスしやすくなるから、それだけ大勢の人と繋がれるので、そこで静かに囁くだけで全員が受信して。質の良い人が来るので。

2012年12月2日日曜日

映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』

映画評論家の町山智浩さんがラジオで紹介していて
ずっと見たかった映画です。

田舎に住んでいるのでなかなか見るチャンスがなかったので、
本当に楽しみにしていました。


60年代のアメリカ南部の黒人差別が激しい地域で、
黒人のメイドさんにインタビューした白人女性の物語。

家事もせず、子供も育てず、いつまでも女子大生のような乗りで
遊び暮らしている白人の女性達。

逆に、差別を受けてメイドしか出来ない黒人女性達。


白人達はアフリカの飢える子どもたちへのド派手なパーティーを開催するのに、
目の前で困って助けを求めている黒人メイドは無視。


黒人達が人生の真実を捉えた考え方を持っていて、
冷静に白人達を酷評していました。


アメリカは素晴らしい国ですが、他国には知られたくないであろう別の一面を見ることが出来て、
視野が広がりました。



それにしても、この映画に出てきたような、迫害や脅しに立ち向かった
一部の勇気を持った人たちって本当にすごいなぁと思います。


権力や暴力で人を抑えつけている人って、
内心はいつ反抗されるかと、ビクビクしているんだろうなぁ。。というのも分かりました。



しっかり笑いも入った映画なので、是非、見てみてください。

多くの人に見てもらいたいからか、重くなりすぎず、かといって軽くもない
とても見やすい映画でした。







主題歌も素晴らしい!!



http://www.youtube.com/watch?v=XwI4zsNteU8

映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』公式サイト